Wire joint groove電線共同溝事業

歩行空間のバリアフリー化を可能にし、景観保全にも効果を発揮

街並みの景観を美しく、歩行者に利便性を与える「電線共同構」

「電線共同溝」とは、電線の設置及び管理を行う2つ以上の電線を収容する為、道路管理者が道路の地下に設ける施設の事です。
欧米の主要都市ではかなりの割合で行われております。
わが国では国土交通省の指針、各自治体により、道路の保全、安全かつ円滑な交通の確保、景観の整備を図る事を目的に現在、積極的に推進されています。
既設埋設物の把握及び、各参画企業との十分な調整を行うと共に、バリアフリーなどゆとりと潤いのある街路景観を形成することを重視し、全ての関係者が高い満足度を得られる電線地中化の設計を行います。

電線共同溝事業の主な施工内容

ハンドホール(点検用のマンホール)据付け工事

まずは、ハンドホールと呼ばれる点検用のマンホールを据付けます。ハンドホールには、たくさんの配線が接続できるようになっています。現場は、クレーンを使った大掛かりな工事です。

埋設管路工事

歩道の下には、たくさんの配線用の管が埋設されています。配線用の管にはさまざまな大きさの管があります。そのため、図面をよく確認しながら、埋設管には番号を付けながら施工を行います。