Digital transformation豊和建設のDX

経営ビジョンの実現に向けたデジタル技術の活用

豊和建設 DX化への取り組み

経営ビジョン

我社は「災害に強い会社」、「人・環境に優しい会社」、「提案力・技術力の高い会社」、「働く人が希望を持てる会社」を目標として、たゆまぬ挑戦を続け、困難なハードルを乗り越えていきます。

DXビジョン(2~3年後にありたい姿)

経営ビジョンの実現に向けてデジタル技術を活用し、「働き方改革」として社員全員にとって働きやすい職場環境づくりを進め、労働生産性向上を実現します。そして、お客さま・社員・社会にとって価値ある取組、サービスの実現を目指していきます。

フェーズ1(2024年度)… 本社機能の全体最適な業務・システム設計への組み直しによる効率的な業務環境の実現

フェーズ2(2025年度)… 従業員全員にデジタル化の恩恵を感じてもらい、デジタルを社内の「当たり前」に

フェーズ3(2026年度)… 従業員のアイデアをもとに生産性向上・働き方改革が加速する社内体制構築

DX戦略・施策

フェーズ1(2024年度)

見積・受注・発注等のフロント業務から経費精算や支払・請求管理にかかるまで、一連の業務がつながるようにデジタル化・スマホ対応を進めることで、事務効率化(ペーパレス化など)と総務や経理領域の情報一元管理を実現します。

【施策】
⚫︎一連の業務がつながる全体最適な業務・システム設計の作成
⚫︎個々のパーツとなるクラウドサービス等の段階的な導入順序(スケジュール)の作成、試行・業務活用の順次実施

フェーズ2(2025年度)

従業員が本社機能とのやり取りを中心にデジタルに慣れ、作業効率化など自らの仕事がポジティブに変化していることを実感できるようにし、IT利活用に対する意識向上、および現場における生産性向上のアイデアが生まれる土壌作りを進めます。

【施策】
⚫︎現場従業員が1日のタイムスケジュールの中でスマホ・モバイルPC等を操作できるタイミングを想定した利用マニュアルの整備
⚫︎DX推進チームによる従業員の声(改善につながるアイデア等)の収集などを通じた、従業員のアイデアが DX推進につながる体質の醸成

フェーズ3(2026年度)

従業員のアイデアをもとに、自社に合った工事関係書類作成の集中化(建設ディレクター)や施工における新たなICT導入などによる生産性向上を進めます。
また現場従業員の声が、経営に活かされていると実感できる社内コミュニケーション体制や表彰制度等の整備を進め、高いエンゲージメントを保てる職場環境や文化につなげていきます。

【施策】
⚫︎現場事務所での書類作成等の業務(工程管理、品質管理、課題管理、等)の効率化について、現場・本社の双方向で課題・アイデア出しを行うことが当たり前な社内風土づくり。
(本社のDX 推進担当者が現場の声を拾う中で得たノウハウ・知見も活用)
⚫︎現場業務の効率化に関する課題・アイデアが経営層に届く仕組みの確立

DX推進体制

・DX推進プロジェクトを設置し、代表取締役社長を実務執行統括責任者とします。
・各部門からDX推進担当者を任命、DX推進チームを結成し、当チームが中心となって DX戦略の実行を進めていきます。

DX推進目標

・紙の使用率:50%削減(~2024年度末)
・従業員による生産性向上につながるアイデア提案:20件(~2026年度末)

豊和建設 DXプラン

豊和建設 DX推進体制

・DX推進プロジェクトを設置し、代表取締役社長を実務執行統括責任者とします
・各部門からDX推進担当者を任命、DX推進チームを結成し、当チームが中心となってDX戦略の実行を進めていきます

役割分担

役割 説明
代表取締役社長 ・プロジェクトの実務執行総括責任者
・DXの方向性(ビジョンや戦略)の提示
・DX推進担当者とともにプロジェクトの課題・リスクへの対応方針検討
DX推進担当者
(DX推進チーム)
・プロジェクトの実務担当者
・DX戦略の具体的な実行計画策定
・取組施策実行推進
・従業員の意見取りまとめ、新たな取組施策検討・提案
・プロジェクト取組内容の社内周知
幹部会 ・プロジェクトの全体管理を担当
・代表取締役社長とDX推進担当者の間に立って両者の円滑なコミュニケーションをサポート

コミュニケーション方針

会議 詳細
DX推進チーム定例会 ・隔週に1回程度開催
・DX戦略の実行計画策定、進捗・課題・成果等の確認、従業員の意見集約等を実施
幹部会への報告・相談 ・1か月に1回程度開催
・DX推進チームでの議論内容を幹部会へ報告・相談
社長への報告・提案 ・2か月に1回程度開催
・DX推進チームと幹部会での議論内容を幹部会から代表取締役社長へ報告、必要な場合は提案を実施

フェーズ1(2024年度)振り返り

取組目標

DXビジョンフェーズ1(2024年度)… 本社機能の全体最適な業務・システム設計への組み直しによる効率的な業務環境の実現


DX戦略・施策 フェーズ1(2024年度)
戦略 見積・受注・発注等のフロント業務から経費精算や支払・請求管理にかかるまで、一連の業務がつながるようにデジタル化・スマホ対応を進めることで、事務効率化(ペーパレス化など)と総務や経理領域の情報一元管理を実現します。
施策 ・一連の業務がつながる全体最適な業務・システム設計の作成
・個々のパーツとなるクラウドサービス等の段階的な導入順序(スケジュール)の作成、試行・業務活用の順次実施

振り返り

コミュニケーション結果
DX推進チーム定例会 戦略・施策に合致したソフト選定及び費用、スケジュールを決定し、その都度月例幹部会へ諮る。
幹部会、社長 チームからの報告を受け、戦略・施策を踏まえ効果の見込み等を判断し決定に至る。
フェーズ1 結果
ペーパーレス化 第1段階として社内会議をペーパーレスにて実施開始
ECO meeting+ECO meeting Cloud+タブレット(人数分)を導入、実施。(2024.4.15~)
総務、経理領域の情報一元管理 以前から導入している建設編クラウド、REVIEW3、給与、法定、勤怠クラウドの他
経費精算システム導入開始、また新たな取組として脱炭素支援ソフト導入。(2024.5.22)
一連の業務がつながる全体
最適な業務システム設計の作成
土木建築部対応
今まで対応している原価管理システムをMARS EVOクラウド導入することによって、一連書類完成となる。
また作業効率化として労働安全衛生支援システム及びクラウドデキスパートを導入。(2024.6・7・9月)